アラサー サプリメント

アラサー女子が飲んでいるサプリメントは実際に効果があるのか?

サプリメント

入社8年目の独身OLであるマナミ(仮名)さんが、美容と健康のために毎日愛用している数種類の健康食品やサプリメントがあります。

そのラインナップは以下の通りです。

マナミさんが毎日飲んでいるこの健康食品やサプリメント。よく知られているものなので、実際に飲んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

では実際、これらのドリンクやサプリメントは本当に効果があるのか?医師の助言を元に検証してみました。

結論から言うと、残念ながらこれらの健康食品やサプリメントが、マナミさんを健康にしてくれるとは考えられませんでした。

以下に、その理由を説明していきたいと思います。

「すっぽんサプリメント」コラーゲンでお肌がプルプルになるのはウソ?

すっぽんサプリメントを飲んでいる理由

すっぽんサプリメントは芸能人のクワバタオハラさんが飲んでいるということで知りました。

私の友達も通販で定期便というのを頼んで、毎日欠かさず飲んでいるという話を聞いて、私も飲み始めました。

すっぽんに含まれている「コラーゲン」は、お肌の細胞に含まれるタンパク質なんですよね。お肌をプルプルにしてくれる効果を期待して、毎日美容のために飲み続けています。


コラーゲンを摂ってもムダなわけ

実は、コラーゲンのサプリメント(錠剤、ドリンク、粉末、どれでも)は、摂取してもほとんど意味がありません。

一般的に言われている売り文句はこうです。「コラーゲンとはタンパク質の一種で、人間の体のタンパク質のうち3分の1を占めている成分です。肌の弾力を保つのはコラーゲンの働きです。しかし、コラーゲンは年齢とともに作られなくなってしまいます。そのため外から補うことが大切です。」

ここで言われている「タンパク質の3分の1はコラーゲンでできている」というのは、人間だけでなく、動物の体でも同様です。

であるならば、何も高価なサプリメントを買う必要はなく、(牛、豚、鶏などの)肉を食べれば自動的にそこに含まれているコラーゲンを補給できることになります。

コラーゲンを構成するアミノ酸である「ヒドロキシプロリンがコラーゲンの生成を促進する」という研究も行われていますが、普通に肉を食べれば、ヒドロキシプロリンも摂取できるのです。

そう考えると、やはりコラーゲンのサプリメントを使う必要はなさそうです。

しかも、コラーゲンを摂取しても、それがそのままお肌のコラーゲンとして補給されるわけではない、ということもを補足しておきます。

コラーゲンはタンパク質ですので、胃液で分解されてアミノ酸になります。そこで分解されたアミノ酸(ヒドロキシリジンやヒドロキシプロリンなど)の大部分は廃棄、つまり尿として体の外に排出されるだけです。

コラーゲンサプリメントの広告では「飲むと次の日にはお肌プルプルに!」といったような、愛用者の声が紹介されていますが、これは「気のせい」、もしくは他の理由ではないかと考えられます。

たとえコラーゲンが効いたとしても、飲んで次の日にすぐプルプルになることはありえません。なぜかというと、肌は二カ月かけてターンオーバーするので、効いたとしてもそうなるのはなんと「1か月後」。

飲んでその翌日に肌でコラーゲンが再生されて「お肌プルプル」になることはないのです。

「酵素ドリンク」は意味がない!?

酵素ドリンクを飲んでいる理由

「酵素ドリンク」は、一時期ダイエットですごく流行ったのでご存知の方も多いと思います。特に、ファスティング(断食)で酵素ドリンクを使う人が多いです。

私はこれを朝食代わりに毎朝コップ1杯飲み続けたおかげで、1kgくらい痩せたんですよ。

人間の代謝には酵素が不可欠で、外から酵素をしっかり補給すれば、脂肪の代謝も効率よくできるみたいです。

また私が飲んでいる酵素ドリンクには、何十種類もの果物や野菜のエキスが入っているので、栄養豊富で腹持ちがよいせいか、お腹がすきにくいんです。


酵素ドリンクがだめなワケ

「酵素」が代謝に不可欠なのは間違いありません。消化吸収、糖の代謝、脂肪の代謝、タンパク質の合成など、体のあらゆる働きにかかわっているのが「酵素」です。

しかしその酵素を体外(口)から摂取して体内で働くかというと、そんなことはありません。

体の中の酵素の大部分を占めている「代謝酵素」は、消化管で消化されてしまうのです。

つまり、酵素はタンパク質で構成されているのですが、ほとんどの酵素は強い酸性の胃液に触れたとたんに、働きを失い、自分が消化されてしまうのです。そして分解されて、アミノ酸やペプチド(アミノ酸が複数つながったもの)になってしまいます。

そのアミノ酸が酵素を作る材料になるのでは?と思われるかもしれませんが、それならサプリメントからではなく、普通に肉や魚を食べれば十分に摂取することが可能です。

そもそも人間の体は自分で酵素を生成していて、種類は3千種類以上あります。外から酵素を摂り入れて、それが働くとしても、コップ1杯程度では量がまったく足りません。人間の体が一日に作り出す酵素の量は、かなり豊富です。酵素のほんの一部にすぎない消化酵素を含む消化液だけでも、一日に7リットルもの量が分泌されているのです。

ですので、酵素を摂れば代謝を促進してダイエット効果があるとか、美容効果があるとかいうのは、理にかなっていないのです。

「酵素ドリンクを飲んだら痩せた」というのは、朝食を抜いたことで摂取エネルギーが少なくなったからだと考えられ、酵素ドリンクそのものの働きではないのです。

酵素ドリンクによって体によい効果が発揮されたとしたら、それは「酵素」によるものではなく、原料に使われた素材に含まれるビタミンやミネラル、フィトケミカルなどの働きによるものではないでしょうか。

効果を発揮しているのが「酵素」ではないのであれば、「酵素ドリンク」といわずに「酵素」が付かない名称で販売すれば消費者の誤解を招かないで済むのではないかと思います。

「栄養ドリンク」が不要な理由

栄養ドリンクを飲んでいる理由

栄養ドリンクは、残業続きで疲れがでたときや徹夜で寝不足のときなど、あまり体調がよくないときに飲むようにしています。

飲むと体がシャキッとして気合が入るような感じがします。

私の勤め先は残業が多い会社なので、会社費用で箱買いしていて、常時飲めるようになっていて便利(?)です。


栄養ドリンクがだめなワケ

栄養ドリンクというからには、ビタミンやミネラルなどの栄養素が体を元気にしてくれると思いがちですが、実際には中に含まれる「糖分」によって血糖値が上がって元気になったように感じるのが主なメカニズムです。

この手のドリンク剤の多くにいえることですが、かなりの糖分が入っています。砂糖に換算すると1本あたり20gに及ぶものもあります。3gのスティックシュガーなら約7本分です(!!)

だからこそ「即効性」があるわけです。

栄養ドリンクを飲んで、しばらくするとどっと疲れが出たということはないでしょうか。これは、一度上がった血糖値が下がったことによるものです。

最近では「糖分カット」「低カロリー」とうたったものも発売されていますが、これらは多くの場合、合成甘味料や香料などが使われています。さらに、栄養ドリンクは保存料などの添加物入りのものもあります。

眠気がなくなってシャキッとするのはカフェインの作用です。こうしたドリンク剤にはたいてい50mg程度のカフェインが入っています。ちなみにインスタントコーヒー一杯(100ml)のカフェイン量は約60mgです。

要するに、栄養ドリンク剤の働きというのは、砂糖を入れたコーヒーと変わらないということです。

こうした糖分や添加物などが体に与える悪影響を考えると、本当に「健康」のためのドリンクなのかとわからなくなってしまいますね。

仕事をしていれば休めないことがあり、手っ取り早く体を元気にさせたいのはわかりますが、体調が悪いときこそこうしたものに頼ってなんとか急場をしのごうとするのではなく、まず生活を見直すことが先なのではないでしょうか。

(参考)成分別の効果

すっぽんエキスの効果と摂取のコツ

2015/12/11

コラーゲンの効果と摂取のコツ

2015/12/12

EPA・DHAの効果と摂取のコツ

2015/12/15

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